物流の意義をPR 「2024年問題」受けネクスコ東日本と下野新聞社

那須高原SAで行われた物流理解促進キャンペーンイベント=10日午後、那須町

 ネクスコ東日本と下野新聞社は10日、東北自動車道那須高原上りサービスエリア(SA)で、物流の重要性などを啓発するイベントを開催した。

 イベントは、トラック運転手の残業規制強化で物流が停滞しかねない「2024年問題」を受けて下野新聞社営業局が実施するキャンペーン「ハコブトチギ」の一環として行われた。

 この日は同SAに特設テントを設置し、物流の大切さをPRしたほか、柔道整復師やリラクセーションサロンのスタッフが運転手らにマッサージを施した。

 ネクスコ東日本関東支社宇都宮管理事務所の市川智(いちかわさとし)副所長は「2024年問題もあり、SAに求められる役割も大きくなる。休憩スペースを充実させるなどして、ドライバーの安全運転を支援したい」と話した。

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