ドラフト上位指名候補QBのドレイク・メイとジェイデン・ダニエルズがコマンダースを来週訪問

ドレイク・メイとジェイデン・ダニエルズ【NFL】

ワシントン・コマンダースは、2024年NFLドラフト上位指名候補である2人のクオーターバック(QB)を迎えて、ドラフト候補生訪問を締めくくろうとしている。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが現地10日(水)に報じたところによると、ルイジアナ州立大学(LSU)で活躍して2023年のハイズマントロフィーを獲得したジェイデン・ダニエルズが来週4月15日(月)にコマンダースを訪問する予定であり、ノースカロライナ州立大学出身のドレイク・メイもダニエルズに続いて4月16日から17日にかけてコマンダースを訪問するという。

ラポポートは、ダニエルズが15日にニューヨーク・ジャイアンツも訪問する予定だとつけ加えている。

メイが2022年の大学シーズンからドラフト1巡目指名候補と予想されていたのに対して、ダニエルズは2023年にルイジアナ州立大学での最後のシーズンで輝かしい成績を残し、トップクラスの有望株として浮上した。ダニエルズは現在、『NFL.com』のバッキー・ブルックスによる最新ドラフト候補生ランキングで、全体1位指名が予想される南カリフォルニア大学(USC)のQBケイレブ・ウィリアムズに次ぐ、2位に選ばれている。メイはブルックスのランキングでダニエルズの真後ろに位置しており、全体2位指名権についてドラフトボードを確定させる必要があるコマンダースにとって、きわめて重要な数日間の訪問となる。

ベテランのジャーニーマン、マーカス・マリオタが現時点でコマンダースのクオーターバックのベストオプションになっている中、ジェネラルマネジャー(GM)アダム・ピーターズとヘッドコーチ(HC)ダン・クインの下で新時代を迎えるコマンダースは、ドラフト全体2位でクオーターバックを指名すると予想されている。4月25日(木)に始まるドラフトにおいて、シカゴ・ベアーズが全体1位指名権をウィリアムズに使うと広く予想されているため、コマンダースは全体2位指名権を使って残りの候補生の中から指名することになりそうだ。

【KO】

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