今年1月、頭の一部が壊された状態で発見された「天神地蔵」が、約2ヶ月ぶりに天神の街角に帰ってきました。
11日午前、元の姿に修復された「天神地蔵」が、地域住民の手で、福岡市天神の交差点に再び設置されました。
天神地蔵は、約40年前、暴走族の取締中に殉職した警察官を悼んで建てられたもので、今年1月、頭の後ろの部分が壊された状態で発見されました。
その後、地域の住民や寺からの寄付金などによって、修復作業が進められ、約2か月ぶりに、天神の街に帰ってきました。
天神2丁目1区町内会・藤木敏一会長「また皆さまと共にここで交通安全を見守って行きたいと思いますので、どうぞかわいがって頂きますようよろしくお願いします」
天神地蔵が壊されたことについて、警察は、器物損壊容疑での立件を視野に捜査しています。