校内放送でアニソンはあり?『シャニマス』×高校施策でオタクの見解が分かれるーかつての“あるある”ネタで盛り上がるも、今どきの学生なら大丈夫?

※画像は公式Xより引用。

ランティスは、全国618校の高等学校にて、休み時間に『アイドルマスター シャイニーカラーズ(以下、シャニマス)』の楽曲を流すという取り組みを発表。SNS上では喜びの声と共に、一部から“とある”懸念の声も上がり見解が分かれています。

◆アニソンでクラスの空気が冷え冷えになった思い出

本施策は4月10日(水)~4月30日(火)までの期間中、対象の高校の休み時間にアニメ主題歌「ツバサグラビティ」を流すというもの。あわせて「櫻木真乃(CV.関根瞳)」からのオリジナルメッセージも流れます。

SNS上では「学校でシャニマスが聞けるなんて!」と喜ぶ学生や、オリジナルメッセージ付きなことに「高校生に戻らせてくれ!」と羨ましがる声が。その一方で、一部からは「クラスの空気が冷え冷えになるんじゃ…?」と懸念の声も。

学生時代、給食中に好きな曲を流せるコーナーでアニソンやボカロを流し、オタク趣味の人は「おっ!」となりつつも、知らない人は一斉に黙る。そんな所謂「オタクのノリ」を学生時代の苦い(またはお笑い)エピソードとして語ることが、ネット上ではあるあるネタの1つとしてよく知られています。

そのため、一部のユーザーは「中高でアニソン流して何ともいえない空気になったのを思い出す」「高校生に戻りたいと思ったけど、多分恥ずかしくて耐えきれない…。同級生に変やこと言われたり笑われたりしたら辛いやつ」と振り返り、本施策でも似たような空気にならないか懸念しているようです。

◆いまどきの子なら大丈夫?

とはいえ、昨今はアニメやゲームも大衆に受け入れられている時代。社会現象にもなった「鬼滅の刃」の大ヒットをはじめ、「東京オリンピック2020」の入場曲に様々なゲーム楽曲が使われたことも記憶に新しいところです。

本施策についても「いまどきの子なら大丈夫なのか?」や「むしろ若い層を取り込もうと頑張ってる良い施策」「真面目な話、これで生徒や先生が1人でもシャニマスに興味を持ってくれたら嬉しいな」と期待の声も上がっています。


4月10日(水)からのスタートということで、すでに一部の高校では始まっている本施策。『シャニマス』ユーザーを楽しませ、また1人でも多く『シャニマス』に興味を持つ人が増える。そんな懸念の声をはねのける効果に期待です。

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