コカイン使用の疑いで中学生を逮捕 岐阜・各務原署

 岐阜県警各務原署は11日、コカインを使用したとして、麻薬取締法違反(使用)の疑いで、岐阜県内の中学校に通う男子生徒(14)=各務原市=を逮捕した。署によると、県内で過去10年、中学生が大麻や覚醒剤などの薬物事件で摘発されるのは初めて。

 逮捕容疑は3月10日ごろ、県内かその近郊でコカインを使用した疑い。署は認否を明らかにしていない。

 署によると、捜査で容疑が浮上し、同日に尿検査をしたところ、コカイン成分が検出された。署は入手先や余罪を調べている。

 県警は過去5年、薬物事件で20歳未満の少年33人を摘発している。多くが大麻取締法違反だった。そのうち高校生は5人。

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