『虎に翼』「主文…」判決は明日へ持ち越し ネット興奮「気になりすぎる」「ドキドキ…」

連続テレビ小説『虎に翼』第9回より(C)NHK

伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の第2週「女三人寄ればかしましい?」(第9回)が11日に放送され、寅子(伊藤)たち女子部の面々が傍聴する裁判の判決が明日の放送へ持ち越されると、ネット上に「焦らすねぇ」「気になりすぎる」「ドキドキ…」などの声が集まった。

傍聴した裁判について尋ねた寅子に対し、穂高(小林薫)は皆で議論してみるよう促す。暴力を振るう夫からなんとかして着物を取り返す方法を懸命に考える寅子、涼子(桜井ユキ)、梅子(平岩紙)、香淑(ハ・ヨンス)。寅子と同じように憤りを感じていたよね(土居志央梨)も今回ばかりは一緒に頭を悩ませていた。

戦前の民法では、女性は“戸主”という名の父親や夫の庇護下に置かれていて、社会的に不平等な立場。涼子や梅子、香淑、よねは着物の返還を求めて訴えを起こした峰子(安川まり)の敗訴を予想。一方、寅子も法律においては敗訴する結論しか出せず、もどかしい思いを抱える。裁判の結果が気になる寅子たち女子部の面々は判決を見届けるため、課外授業として裁判所へ向かう。

法廷では、寅子たち大勢の女学生が傍聴席で見守る中、峰子側の弁護士(じろう)と夫側の弁護士(長谷川忍)による最後の弁論が行われる。「休憩後、判決に移ります」と言って退廷した田中裁判長(栗原英雄)は、控室で思わず頭を抱えるが、何かを決意した様子で顔を上げる。

緊張感が張り詰める法廷に戻ってきた田中裁判長がゆっくりと着席して「主文…」と口を開くと、しばらくの沈黙ののちに画面の右下に“つづく”の文字。判決が明日の放送に持ち越されて第9回が幕を閉じると、ネット上には「えー!つづくなの!」「あーーーーいいところでつづく」「焦らすねぇ」といったコメントや「は、はやく!明日の虎に翼を!いま!みたい!」「明日の判決までドキドキ…」「気になりすぎるわー」などの反響が相次いでいた。

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