イギリスNo.1ヒット『ハロルド・フライのまさかの旅立ち』、予告映像&場面写真一挙公開

映画『ハロルド・フライのまさかの旅立ち』場面写真(C)Pilgrimage Films Limited and The British Film Institute 2022

ジム・ブロードベント主演の映画『ハロルド・フライのまさかの旅立ち』より、予告映像&場面写真が解禁された。

本作は、本国イギリスで初登場No.1の大ヒットを記録した、まさかの一歩が人生を変える驚きと涙の感動作。原作は世界36ヵ国で刊行され、英国文学最高の賞であるマン・ブッカー賞にノミネート、日本では2014年本屋大賞翻訳小説部門第2位に輝いた傑作小説『ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅』(亀井よし子・訳/講談社文庫)。

定年退職し、平凡な生活を送るハロルド・フライ。ある日、彼の元に1通の手紙が届く。差出人は、かつての同僚・クイーニーで、ホスピスに入院中の彼女の命はもうすぐ尽きるという。思いがけない突然の手紙に戸惑うハロルドだったが、返事を出そうと家を出て歩き始める。家の近くのポストまで、すぐに戻るはずだった。しかし、ハロルドはある言葉をきっかけに、まさかの旅へと一歩を踏み出す決意をする。

目的地までは800キロ。イギリスを縦断する手ぶらの旅は、次第にイギリス中を巻き込む壮大な旅路になっていく。手ぶらで歩き出したハロルドが、どうしても会って伝えたかったクイーニーへの“ある想い”とは―?

到着した予告映像では、1通の手紙をきっかけに、800kmの道のりを歩き始めるハロルドの姿が映し出されていく。「伝えてください。ハロルド・フライが会いに行くと。僕が歩く限り、生き続けろと」。手紙の送り主であり、病に侵された元同僚へ、そう力強くメッセージを残したハロルドは、その勢いのまま手ぶらでイギリス縦断の旅へとまさかの旅立ちを決意する。

雨に打たれながら寒さに凍え、小川で体を洗い、壮大で美しい草原の中で一休みする。800kmの道のりは決して楽な道ばかりではなく、時には危険や恐怖を感じることも少なくない。それでもハロルドは“どうしても伝えたいことがある”、そう心に強く想い、800kmという道のりを1歩1歩進んでいく。

どんな状況に置かれても決して諦めず、雄大で息を呑むほど美しいイギリスの大自然に包まれながら、確かに歩みを進めていくハロルド。その姿は次第に人々の心を動かしていき、イギリス中を巻き込んだ大騒動へと発展していくのだが…。誰かのために一歩を踏み出すことで、人生がもたらす哀しみ、驚き、喜び、そして愛を再発見する感動作であることが伺える、期待高まる予告映像が到着した。

主人公のハロルド・フライを演じるのは、『アイリス』でアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞を受賞し、近年では『ゴヤの名画と優しい泥棒』で高く評価されたジム・ブロードベント。原作本のオーディオブックのナレーションも務め、ハロルドというキャラクターへの深い愛情を演技に注ぎ込んだ。

夫の行動によって自身も変化していく妻のモーリーンには、大ヒットTVシリーズ『ダウントン・アビー』で広く知られ、大英帝国勲章を受章したペネロープ・ウィルトン。さらに、余命わずかのクイーニーには、『めぐりあう時間たち』のリンダ・バセットと、イギリスを代表する名優たちが愛すべきキャラクターに魂を吹き込んでいる。

あわせて場面写真一挙11点が解禁された。まるでヒーローのように大勢の人々に囲まれて笑顔を見せるハロルドの姿や、ボロボロになりながらも、妻のモーリーンと2人並んでベンチに腰掛ける様子、そしてなぜかキュートな犬を連れた微笑ましい姿も明らかとなったほか、ハロルドとクイーニーのありし日の姿も解禁された。

さらに、4月12日12時~4月19日11時59分まで、通常は一般1600円のムビチケオンライン券が、一般1400円となるお得なタイムセールも実施決定した。200円オトクなこのチャンスをお見逃しなく。

映画『ハロルド・フライのまさかの旅立ち』は、6月7日より公開。

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