過去10年で2番目の多さ 3月の県内企業倒産件数【徳島】

民間の信用調査会社のまとめによりますと、3月の県内企業の倒産件数は8件で、3月の統計としては過去10年間で2番目に多い件数となっています。

東京商工リサーチによりますと、先月の県内企業の倒産件数は前の年の同じ時期と比べて6件多い8件でした。

これは、3月の統計としては過去10年間で2番目に多い件数です。

また、負債総額は4億5300万円で、前年同月比で3億7300万円増えましたが、こちらは過去10年では2番目に少ない額となっています。

倒産の原因はいずれも販売不振で、業種としてはサービス業が半数を占めました。

東京商工リサーチ徳島支店は、「コロナ禍で売り上げが減った企業に、実質無利子無担保で融資するゼロゼロ融資の返済ピークが夏ごろまで続き、資金手当てができない企業の倒産が徐々に増える可能性が高い」と分析しています。

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