竹渕慶、ニュー・アルバム『I Feel You』収録曲「Who I am」のMVを公開

Goose house(グースハウス)の元メンバーで、シンガー・ソングライターの竹渕慶が、4月17日(水)に発売されるアルバム『I Feel You』から、竹渕ならではの言葉選びによるキュートな自己肯定ソング「Who I am」を先行配信。あわせてミュージック・ビデオが公開されています。また、竹渕は「Who I am」のリリースに際してコメントを発表しています。

四つ打ちのリズムに絡むカントリーフレーバーあふれる爽快なサウンドが印象的なこの楽曲で、バンジョーを弾いているのはGoose house時代の盟友、斎藤ジョニー。斎藤をはじめとするレコーディング・メンバーはミュージック・ビデオの撮影にも参加し、気心の知れたメンバーの中で無邪気に歌う竹渕慶をサポートしています。

竹渕は、ソロ活動5周年を記念して5月11日(土)の神奈川・Yokohama mint hall公演を皮切りに、10月13日(日)の東京・I'M A SHOW公演まで続くコンサート・ツアー〈竹渕慶47都道府県ツアー ~そろソロ会いに行くよ!~〉を開催。全国47都道府県でピアノの弾き語り公演を行ないます。

[コメント]
・「Who I am」のリリースに際して
「らしさ」という言葉に、若い頃からずっと、ふわっとした違和感を感じていました。
「あなたらしさとは?」と聞かれる度に、「あなたらしくない」と言われる度に。
「らしさ」を定義するということは、いい意味でも悪い意味でも自分で自分の在り方を決めてしまうということで、枠からはみ出ることができなくなってしまうのではないかと。
自分らしさとは、それまでの出会いや嬉しかったこと、悲しかったこと、
目にしてきた自分だけの風景や感情が折り重なって表れるもので、
人に言われたり誰かと比べたりして必死に探したり身につけたりするものではないのではないかと。

それでも20代の頃はやっぱり人と違うことをしないといけないという思いが拭い切れなくて、
何か変わった特徴を探してみたり、自分そのものを肯定しきれないことが多かったのですが、
30代になってやっと、らしさなんて自然と溢れ出るもので、人にアピールしなくて良いものなんだと、そう思えるようになりました。
飛び出ることができなかった、結局普通なままの自分であることに対する開き直りなのかもしれません。
でもそんな自分も愛してあげられたら、同じような思いを抱えるたくさんの人達のことも、愛せるんじゃないかな。
「慶ちゃん普通じゃないよ、変だよ?笑」これを読んでいる皆さんの声が聞こえてきそうですが、そういうことなんだと思います。
素晴らしい演奏陣には長年一緒に青春を駆け抜けた齊藤ジョニーくんもバンジョーで参加してくれて、
自分で聴いていても気分が上がる一曲になりました。
You are who you are, as you are!
――竹渕慶

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