藤岡康太騎手が死去…4月6日阪神競馬で落馬

4月11日JRAは、6日の阪神7Rで落馬負傷した藤岡康太騎手が、10日午後7時49分に死去したことを発表した。35歳だった。

同騎手は6日のレースでスウィートスカーに騎乗した際、3コーナーで同馬が前の馬に触れて躓き、落馬負傷。頭部、胸部の負傷とJRAから発表されていたが、その後の懸命な治療も回復の願いは叶わず、意識が戻らぬまま帰らぬ人となった。

JRA通算803勝

藤岡康太騎手は2007年にデビューし、JRA G1・2勝を含む重賞22勝を挙げ、2024年3月30日にはJRA通算800勝を達成したばかり。昨年はマイルチャンピオンシップ(京都・G1・芝1600m)でナミュールに騎乗し、豪快な追い込みを決めるなど、これからのさらなる活躍が期待されるジョッキーだった。JRA通算成績は1万759戦803勝。

●G1勝利:2勝
2009年NHKマイルカップ
ジョーカプチーノ

2023年マイルチャンピオンシップ
ナミュール

© 株式会社競馬のおはなし