米政府、中東諸国にイランへの緊張緩和呼びかけ求める

[ワシントン 10日 ロイター] - 関係筋によると、米国のマクガーク中東政策調整官はイスラエルによるとみられる在シリアのイラン大使館への空爆を受け、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、カタール、イラクの外相と電話で会談し、イスラエルとの緊張を緩和すべきだとのメッセージをイラン外相に送るよう求めた。

マクガーク氏の要請を受け、4カ国の外相はイラン外相と連絡を取り、緊張緩和を求めるメッセージを送ったという。

イラン外務省は10日、サウジ、UAE、カタール、イラクの外相がイラン外相と電話で会談し、地域の緊張について議論したことを明らかにした。

イランの最高指導者ハメネイ師は、大使館を攻撃したイスラエルは「罰せられなければならず、そうなる」と述べている。

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