大相撲で史上初の外国出身横綱となった曙太郎さん(享年54)の訃報に悼む声が広がっている。2017年以降は心臓疾患による後遺症で闘病生活を送っていたが、心不全で亡くなっていたことが11日までに分かった。
テレビプロデューサーのデーブ・スペクターは「X」(旧ツイッター)で「曙さんを本名のチャドと呼ばせていただきました。ご家族も素敵でいつもハワイの太陽より明るかった。断髪式で丁髷まで切ろうと迷惑もかけました! ギャグを言い合ったり横綱でもいつもチャドでした。ハワイ語で『Na waimake o ka lani』(天国の涙)ご冥福をお祈りします」とハワイ語をまじえて追悼した。
弁護士の紀藤正樹氏はXで「最強期の曙は本当に強かった。貴乃花が全く敵わなかった。その体躯から見ても最強の横綱」と早すぎる死去を悼んだ。