【AEW】オカダ・カズチカがイスを振り回し大暴れ!21日「DYNASTY」でPACの挑戦受諾

AEWコンチネンタル王者のオカダ・カズチカ(©All Elite Wrestling)

米AEWに移籍した元新日本プロレスの〝レインメーカー〟オカダ・カズチカ(38)が、10日(日本時間11日)の「AEW DYNAMITE」で、圧巻の大暴れを見せた。

1月末に新日本を退団して3月から参戦。移籍3戦目の3月20日(同21日)にはエディ・キングストンを破り、AEWコンチネンタル王座を奪取した。移籍4戦目となったこの日のリングでは、クリスティアーノ・アルジェントと一騎打ちを行った。

観衆の「オカダ!」チャントの中、リバースネックブリーカーで叩きつけて不敵な表情。すかさず高角度のドロップキックからレインメーカーを叩き込み、わずか81秒で3カウントを奪ってみせた。

オカダはマイクを握ると「ヘイ、PAC! お前の挑戦を受けてやる。『DYNASTY』で会おう」とズバリ。21日(同22日)の次回PPV「DYNASTY」(ミズーリ州セントルイス)で、コンチネンタル王座を狙うPACの挑戦受諾を表明した。ここでPACが拍手しながら花道に姿を見せると、背後から「ジ・エリート」の仲間ヤングバックス(マシュー&ニコラス・ジャクソン)が急襲。オカダが捕らえたところで、ヤングバックスがダブルスーパーキックをぶち込み、次期挑戦者をKOした。

オカダは、PACを引きずり起こして耳元で何ごとかささやきながら、レインメーカーの体勢に入る。だが、FTR(ダックス・ハーウッド&キャッシュ・ウィラー)がPACの救出に現れた。ところが、オカダはパイプイスを持ち出して、FTRに叩きつけると、立ち上がったPACにも顔面に強烈な一撃。新日マットで見せなかった狂暴な姿で、あっという間に3人をマットに横たわらせた。

PACとの王座戦も大荒れ必至の状況だ。

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