CGCグループ／PBは低価格と品位訴求、合同商談会を開催

CGCグループは4月10・11日、「CGC合同商談会」を開催した。

＜CGC合同展示会＞

2024年度は事前登録ベースで加盟企業4573人（前年比27.8％増）、取引先4566人（37.6％増）の来場を見込んでおり、ピークだった2018年、2019年をしのぐ来場者を見込む。

＜物流改善を推進＞

「地域と未来を笑顔に」というスローガンのもと、大手企業に負けないプライベートブランド（以下：PB）商品の充実、輸入品の強化、環境対策、物流改善、DXなどをテーマにした展示を行った。

＜大手企業に負けないPB＞

PBは大手スーパーマーケット、ドラッグストア対策として、価格訴求商品を拡充。輸入品でも、ニュージーランド産のリンゴ（ゴールデンウイーク明けから導入予定）を提案するなど、生活者の節約志向に対応している。

＜ニュージーランド産のリンゴ＞

輸入品では、品位訴求をテーマに付加価値の高い商品も紹介した。加盟企業から、競合に比べ1000円前後のワインの品ぞろえが弱いという意見があり、フランスワインなどを新規に提案している。

＜1000円前後のワイン＞

また、自宅でハイボールなどウイスキーを楽しむ生活者のニーズに応え、スペイサイドのスコッチウイスキー「インペリアルガード」（700ml、税別999円）を4月から供給している。

＜スコッチウイスキーも提案＞

雑貨では、成長が続いているペット用品に着目し、売り場づくりのヒントになる展示を行った。

＜ペット用品に着目＞

さらに、DX施策として、キャッシュレス対応なども紹介した。

＜セルフレジコーナー＞

2024年4月1日時点で、CGCグループの加盟企業数206社、加盟店舗数4436店舗、グループ総年商5兆540億円。2024年2月期の本部取扱高は、1兆934億円（前期比7％増、速報ベース）。