チャールズ国王がヘンリー王子とメーガン妃に〝救いの手〟今夏にバルモラル城へ招待か

チャールズ国王(ロイター)

現在、がんと闘病中のチャールズ国王がこの夏、孫たちと再会するためにヘンリー王子とメーガン妃を静養地のバルモラル城に招待する可能性が浮上している。米紙ニューヨーク・ポストの芸能サイト「ページ・シックス」が10日までに報じた。

75歳になるチャールズ国王は、来月5歳になるアーチー王子とは数回しか会ったことがなく、リリベット王女と直接会ったのは1度しかなかった。そのため国王は毎夏休暇を過ごし、愛着のあるバルモラル城にヘンリー王子一家を招待する考えだという。

王室関係者は「チャールズ国王は孫たちに会いたがっていて、メーガン妃とヘンリー王子にオリーブの枝(救いの手を)を差し伸べているのが分かる。バルモラルはまさに家族が再会するのに最適で、安らかな場所です。もし国王が正式に招待状を出せば、ヘンリー王子とメーガン妃も必ず訪問に同意するでしょう」と語った。

国王は、2022年6月に故エリザベス女王のプラチナジュビリー祝賀会でリリベット王女に初めて会った。訪問中には孫たちと時間を過ごしたとされ、後に王室関係者は「もちろん国王は孫娘との初対面を喜んでいました。感動的で素晴らしい訪問でした」と語っている。

5月に訪英するヘンリー王子は、子供たちに英国のいとこたちと仲良くなってほしいと願っており、一家で定期的に英国に帰りたいと考えていると報じられていた。一方、メーガン妃は英国に帰ることに不安を感じ、5月8日にセント・ポール大聖堂で行われるインヴィクタス・ゲーム10周年の礼拝への参加も不透明なままだ。

しかしバルモラル城に招待されれば、ウィリアム皇太子夫妻の3人の子供たちと対面する可能性は強い。もちろん国王が、ヘンリー王子夫妻と不仲のウィリアム皇太子夫妻の和解を考えているだろうことは想像に難くない。国王の考えが実現すれば、ヘンリー王子夫妻とウィリアム皇太子夫妻にとっては、まさに〝救いの手〟となりそうだ。

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