声優 梶裕貴がクラファン実施 諫山創、米山舞の複製原画が返礼品に

梶裕貴さんの声優活動20周年を記念したクラウドファンディングプロジェクトが、4月11日21時よりCAMPFIREで開始される。

梶裕貴さんの声をベースにした歌声合成ソフト「梵そよぎ」の開発プロジェクトで、目標金額は1000万円。期間は5月31日(金)まで。

リターンには漫画『進撃の巨人』の作者・諫山創さん、イラストレーター・米山舞さんによる複製原画や、梶裕貴さんとの1対1のオンライン企画会議を用意している。

また、4月11日20時45分からは、梶裕貴さんの公式YouTubeチャンネルにて、クラウドファンディングの開始を見守る生配信を予定している。

梶裕貴によるキャラクタープロジェクト「【そよぎフラクタル】」

声優・梶裕貴さんが活動20周年を記念して、歌声合成ソフト「梵そよぎ」を軸としたキャラクタープロジェクト「【そよぎフラクタル】」を発表したのが2023年9月のこと。

キャラクターデザインは米山舞さんが担当し、漫画化企画ではネームを諫山創さんが担当するなど、多数の著名クリエイターが参画している。

プロジェクト第1弾として現在、歌声合成ソフト「梵そよぎ」の製品化を目指している。

歌声合成ソフト「梵そよぎ」は、AI技術によって人間の声質・癖・歌い方・話し方を高精度で再現する新世代の歌声合成ソフトウェア「CeVIO AI」とタッグを組むため、ハイクオリティな歌声を実現できるという。

梶裕貴「声優業界やアニメ業界への恩返しがしたい」

梶裕貴さんは、TVアニメ『進撃の巨人』エレン・イェーガー役、『僕のヒーローアカデミア』轟焦凍役などで知られる声優。

“プロアマ問わず面白いものを作りたいと思った人が、しがらみなく、気の合う仲間と好きなものを作れる場所づくりをしたい”という考えから、キャラクタープロジェクト「【そよぎフラクタル】」を発足した。

歌声合成ソフト「梵そよぎ」を使った作曲・MV制作、キャラクターとしての梵そよぎを題材としたオリジナルストーリーの創作、コンテスト企画によるクリエイターをフックアップなどを想定している。

また、梶裕貴さんは「自分を育ててくれた声優業界やアニメ業界への恩返しがしたい」とも述べている。

今回のクラウドファンディングプロジェクトは、そうした未来を実現するための一歩目となる。

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