大相撲の元横綱でプロレス・格闘技でも活躍した曙太郎さん(享年54)が11日までに心不全で死去し、海外メディアも次々に訃報を伝えている。
曙さんの出身地・ハワイのメディア「ハワイ・ニュース・ナウ」は「相撲界のパイオニアで『誇り高きハワイアン』である曙が54歳で死去」と報道。「外国生まれの力士として初めて最高位のタイトルを獲得し、歴史に名を残したハワイの伝説的人物、曙太郎が病気の末に死去した」と伝えた。
また、米国メディア「ニューヨーク・タイムズ」も「日本初の外国人横綱曙が54歳で死去」と報道。「このスポーツにおける他の外国人レスラーへの道を切り開いた」と伝えた。英国メディア「ガーディアン」も曙さんの死去を報じ、ラーム・エマニュエル駐日米国大使が追悼したことなどを伝えた。
偉大な格闘家の訃報に、悲しみが広がっている。