KinKi Kids “プロフィール写真”イラスト化は“苦肉の策”か…事務所との調整継続中

4月10日、STARTO ENTERTAINMENT社が本格始動した。東京ドームで、初イベント「WE ARE! Let’s get the party STARTO!!」を開催し、ファンへの感謝を伝えた。

同日に公式サイトも更新し、所属アーティスト一覧のページが新設され、写真やプロフィールなどの閲覧が可能に。

「マネジメント契約、エージェント契約、その両方の要素があるハイブリッド契約など、個人やグループごとに違いますが、HPに載っているということは基本的に“STARTO社と契約”したと考えていいでしょう」(音楽関係者)

そんななか、異彩を放っているグループが。KinKi Kidsだ。本格始動をファンとともに祝う同イベントには参加していない。

前日に開かれた光一が主演を務めるミュージカル『Endless SHOCK』のゲネプロ前開幕記念会見では、共演しているジュニアを「お前ら東京ドーム行きたいと思ってんだろ!」とからかうと、「俺ら呼ばれてないですもん!(笑)」と返され、光一は「俺も呼ばれてねえもん!」と言い、会場を笑われていた。

そんなキンキの事務所ホームページに掲載されている“アーティスト写真”は、手描きと思われる堂本剛(44)、堂本光一(45)のイラストで、靴の部分にはそれぞれのイニシャルの“TとD”、“KとD”という文字が。いったいなにがあったのだろうかーー。

「剛さんは個人としては3月末をもって事務所を独立しました。一方の光一さんは、舞台の仕事を通して後輩の指導・育成や演出などに携わってきたことから、『彼らを導かないといけない』という思いがあるそうで、独立には至っていません。光一さん個人のプロフィール写真はHPに掲載されています。

そして、キンキとしてどうするかは、双方で権利の問題などを含め、いまだ話し合いを続けている最中だといいます。とはいえ、キンキだけがスタート社のHPに掲載が無いとなると、“4月から完全独立したのか”と、誤解を招く可能性があります。

そこで、今回はイラストを使用するという“苦肉の策”に着地したのでしょう」(広告代理店関係者)

クセがありつつもほっこりするキンキのイラスト。ツーショットに代わる日はくるのか――。

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