生涯学習センターに不発弾のようなもの 実は29年前の展示物 自衛隊が回収 爆発の恐れなし 京極町

10日夕方、北海道京極町の生涯学習センターの資料室から不発弾のようなものが見つかりました。自衛隊が回収した結果、爆発のおそれはなくかつて資料室で展示されていたものだと判明しました。

10日午後4時すぎ、京極町の生涯学習センター「湧学館」の資料室で、「整理をしていたら段ボールの中から砲弾のようなものが見つかった」と、施設の男性職員から京極駐在所に通報がありました。段ボールには砲弾のようなものが2つと、手りゅう弾のようなものが1つ入っていました。当時、館内には利用者がいましたが避難をさせた上で閉館しました。

その後、警察の要請を受けた自衛隊が回収をして調べたところ、信管はなく爆発のおそれがないことが判明しました。施設によりますと、1995年まで館内で展示をされていたものだったということです。

警察は、不発弾のようなものを見つけた場合は、触らずに警察に通報してほしいとしています。

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