横浜BUNTAI 「ゆず」がこけら落とし公演 新たな歴史刻む 横浜市金沢区・横浜市磯子区

聖地「横浜BUNTAI」で観客を沸かす「ゆず」の北川悠仁さん(左)と岩沢厚治さん(撮影:中島たくみ/Masanori Naruse)

4月1日に開館した横浜BUNTAI(ぶんたい)(浅原誠治館長=人物風土記で紹介)で6、7日、磯子区出身のアーティスト「ゆず」によるこけら落としライブが行われた。

前身の横浜文化体育館は、ゆずのデビュー当時の1998年から過去5度にわたりライブを行ってきた”聖地”とされる場所。これまでのライブでゆかりのある楽曲が多数披露された。

2020年10月の閉館間近に予定されていたクロージングライブがコロナ禍で無観客のオンライン開催になるなど、これまでの歴史を振り返り、ゆずの北川悠仁さんは「またここで色んな伝説をつくっていきたい」と語った。

野毛大道芸人がライブ参戦

ライブ中盤には、ゆずのマスコットキャラクター・ゆず太郎が横浜市役所に訪れて、山中竹春市長にコラボレーションを直談判するというVTR上映も。その後、4月20、21日に行われる「野毛大道芸」から、toRmansion、桔梗ブラザーズ、ガンジスインダスドーダスの3組がゆずの楽曲にあわせて登場し、パフォーマンスを披露した。西区出身の桔梗ブラザーズは、「野毛大道芸を知っている観客も多く、自分たちの名前を呼ぶ声も聞こえて嬉しかった」と話し、ステージと観客席の距離の近さを実感したという。

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