障害者支援の窓口開設 区内初「キーステーション」 相模原市中央区

新たなキーステーションが開設されたウェルネルさがみはら

相模原市内で3カ所目となる「中央障害者相談支援キーステーション」が4月10日に富士見のウェルネスさがみはら内に開設された。これまで同様の施設は南区と緑区に開設されていたが、中央区では初めて。障害者にとって生活に必要な総合的・専門的な支援を行っていく。

障害者相談支援キーステーションの主な業務内容は▽障害の種別や各種のニーズに対応する総合的な相談支援や専門的な相談支援▽市内の相談支援体制の強化・連携の取組--の2つ。相談支援専門員が常駐し、障害者の「困っていること」「不安に思っていること」などの相談を受け、継続的なサポートを行う。

緑区内では2012年に緑障害者相談支援キーステーションが緑区合同庁舎内に開設され、南区ではモデル事業を経て14年に南保健福祉センター内に開設された。中央区内にはこれまで、障害者や相談支援事業所のサポートのほか、研修や人材育成などのさまざまな役割を担う「基幹相談支援センタ」ーがあった。

市高齢・障害者福祉課によると、先行の2区では区役所の相談窓口と連携を図るケースがあったため、中央区でも独自の障害者相談支援キーステーションが必要な状況になってきたという。

開所は月曜日から金曜日まで(祝日は休所)の午前8時30分から午後5時まで。ウェルネスさがみはら(相模原市総合保健医療センターA館2階/中央区富士見6の1の1)。

問い合わせは【電話】042・704・8611。

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