＜マスターズ 事前情報◇10日◇オーガスタ・ナショナルGC（米ジョージア州）◇7555ヤード・パー72＞
現地時間11日（木）から海外メジャー初戦「マスターズ」が開催される。日本勢からは2021年覇者・松山英樹と特別招待で久常涼が初出場。その開幕を前に、国内女子ツアー会場で選手たちに聞いてみた。『マスターズで優勝するのはだれ？』
15名の選手にアンケートを実施。そのなかで最も票数を稼いだのが“日本のエース”松山だった。ほかの選手にダブルスコアをつける6票を獲得。アジア勢として初めてマスターズを制した快挙から3年が経ち、「2勝目が見たい！」というさらなる偉業に期待する声が集まった。
「わたしなんかが予想するなんておこがましいですが…」と繰り返しながら“松山推し”とした原英莉花は「ここぞというロングホール（パー5）の2打目、ウッドですごいショットをつけているプレーが印象にあります」と話した。オーガスタでもそんな“スーパーショット”が飛び出すか。
次に票数を集めたのは、コリン・モリカワ（米国）。日本開催の「ZOZOチャンピオンシップ」を制した27歳を推した佐久間朱莉は「顔が好きです（笑）。スイングもかっこいい。オフのアリゾナ合宿中にフェニックスオープンを観戦したけれど、出ていなかったんですよ…」と少し残念そうだった。
今季すでに2勝を飾る鈴木愛は「本当はリッキー（・ファウラー）って書きたいけれど、マスターズと相性が良くないから…。優勝予想ならば…」とガチ回答。世界ランキング1位で22年覇者、目下好調のスコッティ・シェフラー（米国）をチョイスした。
葭葉ルミ、川崎春花は“キャリア・グランドスラム”がかかるローリー・マキロイ（北アイルランド）の名前を挙げた。木村彩子は「松山プロが優勝したときに、優勝争いをしていた姿が印象的。松山プロのいいショットに拍手や声かけしていたのがナイスガイだと思った」と同じくキャロウェイ契約のザンダー・シャウフェレ（米国）に期待する。
「やっぱり盛り上がる！」とアン・シネ（韓国）が選んだタイガー・ウッズ（米国）や、「LIVに行ってしまったけれど…」と荒川怜郁が推したダスティン・ジョンソン（米国）は意外にも1票ずつという結果だった。
■獲得票数
松山英樹 6票
コリン・モリカワ 3票
スコッティ・シェフラー 2票
ローリー・マキロイ 2票
タイガー・ウッズ 1票
ザンダー・シャウフェレ 1票
ダスティン・ジョンソン 1票
