李在明代表「民主党ではなく、国民の偉大な勝利…与野党が全力を合わせる」=韓国

韓国野党「共に民主党」のイ・ジェミョン(李在明)代表が今回の総選挙で圧勝したことについて、「民主党の勝利ではなく、わが国民の偉大な勝利」との立場を明らかにした。そして、「与野党全てが民生経済の危機解消のため全ての力を合わせなければならない」と強調した。

李代表は11日、ソウル・ヨイド(汝矣島)の民主党舎で開かれた「共に民主党・共に民主連合第12次合同中央選挙対策委員会議兼選対委解団式」で、「目標を超過達成する支持と声援を送ってくださった点について心から感謝する」と伝えた。

きょう午前10時32分、第22代国会議員選挙の全国開票率が100%に達した中、「共に民主党」は地域区161議席と比例代表の衛星政党「共に民主連合」14議席、計175議席を確保した。

李代表は、「国民が行使した1票1票に込められた大切な意思をわが民主党が全力を尽くして受ける。民生の苦痛を和らげ国家的な危機解消に最善を尽くす」とし、「国民のきょうを守り国民のよりよいあすを開くため、わが22代国会が先頭に立てるようにしていく」と誓った。

また、「全国各地で最善を尽くしてくれた候補、選挙運動員、党員の皆さんにも深い感謝の意を伝える。当落と関係なく皆さんが見せてくれた献身と労苦は国民の勝利の大切な土台となった」と話した。

そして、当選者らに向け、「党の勝利や当選の喜びを楽しむほど現在の状況はよくない」とし、「選挙後もいつも低く謙虚な姿勢で主権者の声に耳を傾けなければならない。国民主権の原則を胸に刻み、日常的な政治活動で必ず実践していくよう努力してほしい」と求めた。

李代表は最後に、「選挙は終わった。与野党全てが民生経済の危機解消のため全力を合わせなければならない」とし、「民主党は直面した民生問題の解決に積極的に先頭に立つ。大韓民国を救う民生政治で国民の期待と声援に必ず応えていく」と付け加えた。

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