水原一平氏は「窃盗」の罪を認める方針 大谷翔平の銀行口座の設定を変更した可能性も…

◆ 捜査が進展か

大谷翔平選手の銀行口座から数百万ドルを盗んだ疑いで先月末にドジャースを解雇された水原一平氏が、司法取引で「窃盗」の罪を認める方向で話を進めており捜査は終結に向かっていると、米メディア『ニューヨークタイムズ』が10日(日本時間11日)に報じた。

同紙は、水原氏が当初窃盗容疑で告発されていた450万ドルよりも多くの金額を大谷選手から盗んだ可能性があり、さらに水原氏は、大谷選手が送金に関する通知や確認を受け取れないように、銀行口座の設定を変更していた恐れがあると伝えている。

さらに、水原氏は韓国からカリフォルニアに戻った際、飛行機から降りたところで警察当局に呼び止められ「当局とのやりとりの中で何を話したかは不明だが、逮捕されなかった」。また水原氏は「ホワイトカラーの刑事弁護を専門とするロサンゼルスの元連邦検事マイケル・フリードマン氏を雇った」と、同紙は報道している。

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