マンチェスター・Uのメイヌー、カゼミーロから“試合を読む能力”を学ぶ「誰よりも早く察知している」

写真:18歳ながらイングランド代表デビューを果たしたメイヌー

マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表MFコビー・メイヌーが、チームメイトであるブラジル代表MFカゼミーロをお手本にしていると語った。クラブ公式サイトが伝えている。

18歳のメイヌーは昨年の1月にトップチームに昇格すると、今シーズンはトップチームで公式戦23試合に出場し、今年3月にはイングランド代表デビューを果たした。プレミアリーグ第32節、リヴァプールとの“ノースウェスト・ダービー”では一時勝ち越しとなるゴールを決める活躍でチームに貢献した。

そのメイヌーが参考にしているというのが、同じ守備的MFであるチームメートのカゼミーロだ。メイヌーは「カゼミーロは誰よりも早く展開を察知している」と述べ、その能力を身に着けようとしていると語った。

「カゼミーロは誰よりも早く試合展開を読んでいるから、彼がプレー中に考えていることを観察するようにしているんだ。例えば、彼と共にプレーしていると、自分が意図していないタイミングで彼からパスを受けたりする」

「だから、彼が試合の展開をどう先読みしているのかを観察しなければならないと思っている。僕は、彼が次に何をしようと考えているのか、素早く察知するよう努めている。そうすれば、正しいポジションに入って、彼のサポートに回ることができる」

マンチェスター・ユナイテッドの若き才能と呼ばれるメイヌーは、先輩であるカゼミーロをトレーニングにおいても観察し、選手としてさらに成長しようとしている。

「トレーニングをしていると、彼がボールを素早く動かす動作や、他の選手があまり見つけられないパスコースを探る方法がよく分かるんだ。彼が何を、どのタイミングで見ているのかよく観察するようにしている。それを自分が身につければ、もっと効果的なプレーができる」

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