元レイブンズLBサッグスがスターバックスで起きた事件を受けて逮捕

ボルティモア・レイブンズのテレル・サッグス【AP Photo/Nick Wass】

元ボルティモア・レイブンズのスターラインバッカー(LB)テレル・サッグスが、現地9日(火)にアリゾナ州スコッツデールで逮捕された。警察記録によれば、サッグスには3月10日に地元のスターバックスの外で起きた事件に関与し、脅迫と威嚇(いかく)、凶器を伴う治安紊乱(びんらん)行為をした容疑がかかっているという。

警察の事件報告書には、41歳のサッグスが黒色のレンジローバーを運転し、ドライブスルーの注文エリアを通り過ぎたと記されている。自身の車をバックさせた際、サッグスは他の車と接触したとされる。報告書によれば、車に損傷はなかったものの、口論が発生したとのこと。警察の報告には、サッグスがスターバックスを去る際に2度目の口論が起こり、その際にサッグスが被害者とされる人物を殺すと脅し、左手に拳銃を振りかざしたとある。

警察の報告書によれば、サッグスは被害者とされる人物に対して凶器を向けたわけではなかったが、被害者は自分が脅されていると感じたとのこと。

サッグスは水曜日に『TMZ』のインタビューで自己防衛のために行動したと述べた。

サッグスは次のように話している。

「俺は真っ昼間にスコッツデールの静かな場所で、自宅近くのスターバックスのドライブスルーにいて、そのときに後ろの車とトラブルが発生したんだ。コーヒーを買いに来ただけで、トラブルに巻き込まれるつもりはなかった。向こうの車に乗っていた男が状況をエスカレートさせた時、俺は彼の意図が分からず、自分の身の危険を感じた。事件の間中、身の危険を感じたのは俺の方で、家まで尾行されるのではと心配し、近くに住む家族の安全も心配だった」

サッグスはNFLで17シーズンを過ごし、そのうち16シーズンはレイブンズの主力選手として活躍した。サッグスはプロボウルに7回選出され、2011年にはAP通信最優秀守備選手賞を受賞している。

【KO】

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