「物流の2024年問題」解決糸口となるか!?ヤマト×JALで貨物専用機が就航

物流の2024年問題などでトラック運転手不足などが懸念される中、新千歳空港に貨物専用機が就航しました。

きょう正午前、新千歳空港に降り立った航空機には「クロネコ」のマークが。宅配大手ヤマトホールディングスと日本航空が運航する貨物専用機です。旅客機を改修したこの貨物専用機の最大積載量は28トンで、10トントラック5~6台分の荷物を運ぶことができます。トラックのドライバー不足などによる輸送力の低下を補うのが目的で、今後はラピダスの半導体部品などの輸送も検討しています。

ヤマトホールディングス栗栖副社長「宅配便に限らず半導体や生鮮品をフレイター(貨物専用機)に搭載し、よりよい価値を提供していきたい」

新千歳空港と成田空港の間を1日2往復運航し、夏ごろをめどに羽田発着便の運航も追加する予定です。

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