姫路市職員が勤務中に飲酒 ANA子会社から出向の50代

 航空大手ANAホールディングスの子会社「ANAあきんど」(東京)から兵庫県姫路市に出向していた50代の男性職員が、勤務中に市役所近くのコンビニで缶チューハイなどを買い、飲酒を繰り返していたことが11日、市などへの取材で分かった。ANAあきんどは9日付で出向を打ち切った。

 市などによると、新型コロナウイルス禍で航空業界の業績が悪化したことを機にANAホールディングスと人事交流が始まり、昨年ANAあきんどと協定を締結。職員は同年4月から出向し、市政策局の主監として勤務していた。

 ANAあきんどの担当者は「大変遺憾で事実関係を確認し厳正に対処します」とコメントした。

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