鎮火から36時間後、延焼の納屋が再出火 能登町

 9日午後、能登町武連(むれ)の自営業出家(でいえ)祐也さん(68)所有の工場を全焼、隣接する民家と納屋に延焼した火事で、鎮火から約36時間後の11日午前5時48分ごろ、木造2階建ての納屋から再び出火し、約40分後に消し止めた。けが人はいなかった。

 珠洲署と奥能登広域圏事務組合消防本部によると、納屋1階に置かれていた座布団が燃えており、消火活動で完全に消えなかった火種が再燃したとみている。10日午後9時すぎに消防車が現場を確認した際、異常はなかった。事件性はないという。付近住民が白煙が上がっているのに気付いて119番通報した。

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