わかば卓球クラブ 活動続け半世紀4月16日に記念大会 多摩市

50周年記念ユニフォームで練習に励むメンバー

多摩市総合体育館を拠点に活動する女子卓球チーム「わかば卓球クラブ」が今年、創立50周年を迎えた。周年ごとに記念大会として実施してきた50周年記念大会が4月16日(火)、同体育館で開催される。

PTAが立ち上げ

同クラブは1974年、市立多摩第二小学校のPTAのメンバーが立ち上げた。創立初期のころから参加し、半世紀にわたりメンバーとして活動する高瀬喜重子さん=人物風土記で紹介=が代表を務めている。現在のメンバーは27人で、週2日、同体育館などで練習を重ねている。

5周年(79年)の記念大会を皮切りに行われてきた大会は10周年、15周年と実施されてきた。その後は25周年まで毎年のように行われており、その後5年ごとに開いている。周年ごとに記念のユニフォームを作っており、高瀬代表は「楽しみながら卓球をしてきたことが長く続いた理由かな」と振り返る。

「卓球を楽しむ」

2002年からは、メンバー以外の人でも気軽に卓球を楽しめるようにと卓球大会「わかばの集い」を開催している。集いごとに対戦相手が重ならないようにと、毎回記録を残すという作業も続けており、こうして、競技人口の拡大にも努めてきた。

活動期間中、東日本大震災やコロナ禍により、練習できない時期もあったが、それを乗り越えて半世紀にわたり活動を続けている。副代表を務める永井すみ子さんは「創設当時から代表を務めている高瀬さんのおかげです」と感謝の気持ちを表した。

同体育館で16日に開かれる50周年記念大会には約200人が参加する。午前9時開場。高瀬代表は「記念大会は盛大なものにしたい。多くの方が参加する卓球の試合をご覧いただければ」と来場を呼びかけている。

わかばの集いへの参加など問合せは高瀬代表【電話】042・375・7496まで。

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