コードタクトは、同社の提供する授業支援クラウド「スクールタクト」において、新たに「班機能」を追加するとともに、ポートフォリオ画面からのPDFダウンロード機能など、一部機能の仕様変更を3月28日に行った。
新たに追加された「班機能」は、「スクールタクト」上に設定された授業単位での受講生を、任意の班に組み分けることが可能。児童生徒は自身が書き込んだキャンバスを、組み分けられた班ごとに持ち寄って見られる。それぞれのアウトプットをもとに班での対話ができるので、他者の考えに触れつつ個人の学びを発展させられる。
1人の児童生徒が複数の班に所属することも可能で、学級全体を複数の班に分けてそのほかに各班のリーダーのみが所属する班を作成すると、班ごとのグループ学習を行った後に各班から出た意見をリーダー同士で交換できるようになる。また、複数の係や委員会を1人の児童生徒が兼務する場合にも、係や委員会ごとに設定した班でスムーズに活動状況などを共有し合える。
「スクールタクト」では、2023年にグループごとに1つのキャンバスを共有する「グループ課題機能」、2024年2月に学級全体で1つのキャンバスを共有する「黒板課題」を実装しており、今回追加された「班機能」と組み合わせることによって、目的や状況に合わせたグループ学習をより効果的に行うことが可能になった。
また、キャンバスの共同閲覧・共同編集のオン／オフを切り替える機能などと組み合わせれば、個別最適な学びと協働的な学びを両輪で回す授業改善に役立てられる。
「スクールタクト」は、データとAIを活用して主体的・対話的で深い学びを円滑に実現する授業支援クラウドで、児童生徒および教員の両者にとって「学校の時間」をより楽しく豊かなものにするサービス。
