曙さんの訃報 韓国で「チェ・ホンマンのライバル死去」と報道「韓国シルムと日本相撲の最強者」

土俵入りを行う曙さん

心不全のため死去した大相撲の元横綱でプロレス・格闘技でも活躍した曙太郎さん(享年54)について、韓国メディアも報じた。

韓国メディア「スポーティブ・ニュース」は「チェ・ホンマンのK―1ライバル曙が54歳でこの世とお別れ」と、K―1などで活躍したホンマンのライバルとして伝えた。

同メディアは「曙はハワイ出身で身長203センチ、体重230キロの巨大な体を誇り、1993年に日本相撲で初めて外国国籍の横綱となった。2003年K―1の舞台に転向。チェ・ホンマンとはなんと3回も対戦した。韓国シルム最強者と日本相撲最強者の対決という点で興行性が大きかったためだが、3回とも苦杯を飲んだ」と報じた。

曙さんとホンマンは2005年のK―1ワールドGPソウル大会、同ハワイ大会、また06年の同札幌大会で対戦。いずれもホンマンが勝利している。

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