「とても悪いニュースだ」右肩痛で離脱中のメッツ・千賀滉大、60日間の故障者リスト入りへ。復帰は最短でも5月末以降との報道に「心配だなぁ…」とファンは悲痛の叫び!

ニューヨーク・メッツは現地時間4月10日(日本時間11日)、右肩痛で離脱中の千賀滉大を15日間の故障者リストから60日間の故障者リストに移行させたことを発表した。メッツの現地メディア『SNY Mets』によると、最短でも復帰は「現地5月27日(日本時間28日)以降になるだろう」と報じている。

メジャー2年目の千賀は、今シーズン先発ローテの要として期待され、開幕投手の可能性もあった。しかし、スプリングトレーニング中の2月23日に右肩の後ろ側に痛みがあることを訴え、治療に専念。3月25日に15日間の故障者リスト入りをしていた。

この件について、メッツの現地メディア『SNY Mets』の取材に応じたカルロス・メンドーサ監督は、「後退ではないし、彼に悪いところもない。ただ、時間がかかることはわかっていた」と千賀の経過は想定内であり、遅れている訳ではないことを強調した。

そして、15日間の故障者リストから60日間の故障者リストに移行させたことに関して同メディアは「この動きは、メッツが左腕タイラー・ジェイを昇格させ、40人ロースターに彼のためのスペースを作る必要があった」と綴り、そのため「チームは選手を失うリスクを冒すことなくロースターにジェイを加えることができた」と伝えている。

千賀の復帰について、メンドーサ監督は、「彼はまだマウンドにも上がっていないので、彼の姿を見るのは数週間先になるだろう」と語り、同メディアも「センガが負傷した当初の予想では、5月か6月には復帰できるとされていた」とした上で、メンドーサ監督は千賀が復帰できるかどうかについては「まだ断言するには時期尚早だ」と言及している。
さらにメンドーサ監督は「まだいくつかのハードルを乗り越えなければならない。それから、彼がマウンドに上がってからどう反応するかを見て、ブルペン、実況、打者との対戦などを見てみる。だから、まだ判断するには早すぎる」と語った。

SNS上では、千賀の長期離脱にファンからは「肩かぁ…」「復活信じて待ってます!」「メッツには千ちゃんが絶対必要だよ」「千賀ーーっ!早くみたいよ」「無事にマウンド上がってきてくれ!」「心配だなぁ…」「とても悪いニュースだ」「彼の怪我が“深刻”ではないというのは本当か」「早く戻ってきてほしい…」などと、心配の声や復帰を待ち望むコメントが寄せられている。

千賀はメジャー1年目の昨シーズンは、29試合に登板。12勝7敗、防御率2.98をマークした。チームは開幕から5連敗を喫しており、4勝7敗という結果となっている。

構成●THE DIGEST編集部

© 日本スポーツ企画出版社