3世代8人暮らしの家で2棟全焼の火事、2人の遺体発見→身元はこの家の80代男性と20代男性と判明 島根県松江市

6日、島根県松江市美保関町美保関の民家で発生した火事で、焼け跡から2体の遺体が見つかっていましたが、松江警察署は11日、遺体はこの家に住む80代男性と20代男性と判明したと明らかにしました。

松江警察署によりますと、6日午前4時ごろ、松江市美保関町美保関にある民家から火が出ていると、この家に住む30代の男性から119番通報がありました。
火は午前8時48分に消し止められましたが、木造瓦葺2階建ての母屋(約260平方メートル)と離れ(約78平方メートル)を全焼しました。

この家には、80代の世帯主夫婦と息子夫婦、孫4人の合わせて8人が住んでいて、火事の後、母屋の焼け跡から2人の遺体が見つかっていました。

松江警察署は11日、遺体はこの家に住む無職の世帯主男性(84)と、孫で介護士の男性(23)と判明したと明らかにしました。
死因について、世帯主の男性(84)は火傷死の疑い、孫の男性(23)は一酸化炭素中毒死だということです。

この家の母屋には世帯主夫婦と孫4人、離れには息子夫婦が住んでいて、孫の30代男性が午前4時頃仕事から帰宅した際に、母屋の1階から火が出ているのに気付いたということです。

火事の詳しい原因などについて、引き続き警察と消防が調べています。

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