還付金詐欺でだまし取った金を、ATMから引き出し盗んだとして、11日、住所不定無職の男が、米子警察署に逮捕されました。
窃盗、電子計算機使用詐欺、組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律違反容疑で逮捕されたのは、住所不定無職の男(30)です。
米子警察署によりますと、男は米子市内に住む他人名義のキャッシュカードを使用し、還付金詐欺によってだまし取った金銭98万8844円のうち、50万円を引き出して盗み、48万8000円を別の口座に送金しました。
また、別の還付金詐欺では、だまし取った256万8269円のうち、9回にわたって256万7000円を引き出して盗んだ疑いが持たれています。
男は、先月14日、同様の手口で同じ被害者から盗んだ金を引き出して逮捕されており、捜査を進める中で、新たな犯行が明らかになったということです。
米子警察署は、さらに余罪がないか、また、ほかに共犯者や組織性がないかどうか、引き続き捜査を続けるということです。