JRが精神障害割引導入へ 25年4月から、大手私鉄も

 JR旅客6社は11日、精神障害者と介護者の運賃を一定の条件で半額に割引する制度を2025年4月1日から開始すると発表した。小田急電鉄や京阪電気鉄道などの大手私鉄9社も同様の制度を始めると発表。国土交通省によると、既に導入済みの事業者と合わせ、25年4月までにJR6社と大手私鉄16社が精神障害者割引を実施する。

 JR6社によると、障害の重い第1種精神障害者と介護者1人が同一区間を乗車する際や、第1種または第2種精神障害者が単独で片道の営業距離100キロを超す区間を乗車する際などに運賃を割引する。

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