Rソシエダードの日本ツアー スペイン紙が日程に言及「選手は一刻も早く休暇に入りたいだろう」

久保も日程に憂慮か(ロイター)

日本代MF久保建英が所属するスペイン1部レアル・ソシエダードは、5月29日に国立競技場でJ1東京Vと親善試合を行う。今回の決定は、メインスポンサー・ヤスダグループとの契約にのっとり実現したもの。スペイン紙「アス」は「クラブの国際化プロセスにおいて非常に重要な役割を担っている」と指摘した。

その一方で、同紙は日程面について「この試合は、クラブ史上初の5季連続の欧州コンペティション出場を目指して戦っている、リーグ戦終了3日後に行われる。ラ・レアルの選手たちは一刻も早く休暇に入りたいだろうし、今夏には欧州選手権とパリ五輪があり、チームから多くの選手がこれらの大会に参加するからだ。また、6月に結婚するミケル・メリーノの結婚式のために戻らなければならないことも忘れてはならない」と指摘した。

パリ五輪の参戦の可能性がある久保ら時差を伴う長距離移動は、負担になりかねないというわけ。クラブのアジア戦略における重要な試合だけに、イレブンは無事に乗り切ってほしいところだ。

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