【MLB】「野球界ナンバーワンの有望株」ジャクソン・ホリデイがデビュー戦で初打点 父は“通算316本塁打”の2世選手

オリオールズジャクソン・ホリデイ内野手が11日(日本時間12日)、敵地フェンウェイパークでのレッドソックス戦に「9番二塁」で先発出場。メジャーデビュー戦で初打点を記録した。

◆【実際の動画】“超有望株”ホリデイがメジャー初打点を記録、スーパースター候補のデビュー戦はMLB公式も大注目

■守備では吉田正尚のゴロを併殺打に

ホリデイは、今季MLB公式の「プロスペクトランキング」で全体1位に選出された超有望株。2022年のドラフト全体1位指名でオリオールズに入団すると瞬く間に頭角を現し、昨季9月には3Aまで到達。マイナー4階級で125試合に出場し打率.323、12本塁打、75打点、24盗塁、OPS.941の好成績を記録した。

父は通算316本塁打、ロッキーズやカージナルスで活躍した強打者マット・ホリデイ。近年ではブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.内野手や、ボー・ビシェット内野手、ケイバン・ビジオ内野手、パドレスのフェルナンド・タティスJr.外野手らが“2世選手”として知られるが、ホリデイもそのひとりに加わる。

この日は、試合前から米メディアがこぞってホリデイのデビュー戦を特集。MLB公式Xは「野球界ナンバーワンの有望株が正式に登場!ショーへようこそ、ジャクソン・ホリデイ」と投稿し、スーパースター候補の門出を盛り上げた。背番号は春季キャンプで着用していた「87」ではなく、父も現役時代つけていた「7」に決定。「9番二塁」で4打席に立ち、安打こそ出なかったものの、6回表の第3打席でメジャー初打点を記録した。

また、2回裏には吉田正尚外野手が放った二塁ゴロで併殺打を成立させるなど、守備でも軽快な動きを見せた。これから数年のうちに間違いなくメジャートップクラスの選手に名を連ねるであろうホリデイ。日本の野球ファンも今から名前を覚えておいて損はないだろう。

◆【実際の動画】「守備でも軽快な動き」ホリデイが全米で紹介されるたびに、吉田正尚のダブルプレーが……

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