地元産の木を製材する新しい工場が、広島県庄原市に完成しました。
完成したのは、「フォレストワン庄原工場」です。廿日市市の総合建材メーカー「ウッドワン」が100%出資して整備しました。
竣工式では、県や庄原市の関係者が、安全な操業を祈願しました。
広さが約2万6000平方メートルの工場では、主に地元産木材の製材や加工をします。ヒノキは庄原市を中心とした備北地域から、スギも県内を中心とした中四国地方から仕入れることになっています。
工場は、地元の森林資源を活用して、次世代に受け継ぐ「儲かる循環型林業」の構築を目指すということです。
フォレストワン 中本祐昌 社長
「庄原が誇れるような、また工場で作られる製品によって、この地域が活性化するような工場になればいいと思っている」
工場で加工された製品は、住宅のフローリング材や公共施設などで使われることになっています。
