【春の厄介者】停電などの原因となる“カラスの巣”の撤去作業を中部電力パワーグリッドが公開(静岡)

毎年春になると増える電柱に作られたカラスの巣を撤去する作業を中部電力パワーグリッドが公開しました。

毎年春になると、カラスは電柱の上に巣を作ることがあり、巣に針金やハンガーなどが使わてしまうと、電線がショートして停電の原因になります。

中部電力パワーグリッドによりますと静岡支社と清水営業所管内でカラスが電柱に巣を作ったのは、今シーズン約130件でそのうち5件で停電が起きています

10日は、電柱にある変圧器の間に作られたカラスの巣を取り除く作業が行われました。カメラで作業用クレーンから巣をのぞいてみると中にはカラスの卵が…。作業員が卵を丁寧に取り出した後カラスの巣を回収しました。

(中部電力パワーグリッド静岡支社 配電技術グループ 上村 颯斗さん)

「(巣を)撤去するにあたり変圧器や腕金の間に出来ていたので取るときに引っかかったり苦戦した」

中部電力パワーグリッドは「電柱の上にカラスの巣を見つけたらコールセンターかアプリの『停電情報お知らせサービス』から通報してほしい」と呼びかけています。

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