アイドルグループ「KAT-TUN」の中丸雄一さん（40）が2024年4月9日、「Sexy Zone」改め「timelesz」（タイムレス）の菊池風磨さん（29）との対談動画をYouTubeに公開した。人数が減り、名称が変わるなど、グループは転機を迎える。菊池さんはグループの新体制について語った。
KAT-TUNでも増員「あるタイミングでは選択肢によぎる」
Sexy Zoneは、3月末に中島健人さん（30）が卒業して3人体制になり、4月に入ってグループ名の変更と、オーディションを行って新メンバーを募集することを発表していた。
自身のグループもメンバーが減った経験のある中丸さんは、timeleszがメンバー増員を決めたことに対し
「凄いなと思った正直。というのも僕もグループのメンバーの人数の編成とかあるわけですよ。あるタイミングでは選択肢によぎるわけですよ。メンバー増やすか？みたいな。我々の場合はこのメンツで行こうとすぐに結論が出たけど、一瞬はリアルに考えるわけだよね。本当に自分の身になってさ。年齢的にも30前後だよね、みんな。脂ものっている時期ですよ。長く応援してくれた人とともにこのまま進むのは王道というか。でもここでメンバー増やして、変革してさらに上目指すとかそれも俺は理解できた」
と理解を示した。KAT-TUNが3人になったタイミングで増員の選択肢があがったとし「あの人入れるかと考えたが、みんなあまりピンとこなくて」と語った。
メンバー増員について、菊池さんは「フォーメーションとかが様変わりするような人数の増やし方はしないって決めていて」「7人はギリのラインかもしれないですね。8～9人とかなってくると結構（印象が）ガラっと変わってくるので」と想定しつつ「ただ、出会いというか、来てくれるメンバーによっては『1人でした』とか、ないようにはしたいと思っていますが『該当者なし』とか。無理して入れることではないので。そこはご縁じゃないですか。そうはならないように丁寧に探していきたいと思っています」と展望を語った。
ジュニアのグループ兼任は「あると思います」
中丸さんは、人が減ると今までの歌割りやダンスのフォーメーションなどが全て考え直しになったり、場合によっては成立しなくなる可能性もあるとし、増員は「シンプルにパワーアップだと思うし、ベース3人がいるからそもそも持っている色は失われないと思う。そこにも期待したいよね」と話した。菊池さんは共感しつつ「そこに新しい風が吹いてくれれば、また僕ら3人のいいところも、彼らによって違う角度から見せることができると思いますし、もちろん新しく入ってくれるメンバーの魅力も僕らは引き出したいと思ってますし、それがグループ1つになった時にグループとして良さが広がればいいなと」と意欲を見せた。
オーディションは、すでに「STARTO ENTERTAINMENT」（旧ジャニーズ事務所）に所属している、「ジュニア」（旧ジャニーズジュニア）も応募可能だが、現在のジュニアのグループは流動性がないことに注目し「グループを壊そうってつもりはないし、それによって混乱を招くようなことにはしたくない」と語った。
ジュニアのグループ兼任の可能性について「あると思います」とし、「兼任は具体的に本当にいけるのか、会社はどう判断するのか、ファンの人の人たち、（兼任なら）メンバー同士それで本当にいいのか。どれだけその彼が覚悟を持てるか。僕らに対する熱はもちろんそうですけど、一緒にやっているメンバーやファンを納得させるぐらいの覚悟があるのか、それ次第になります」と説明した。
