ChatGPTが一時ダウン、不審なエラーメッセージ吐く。GPT-4 Turbo導入と同時期

OpenAI

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日本時間4月11日午前2時過ぎ、OpenAIのAIチャットボット「ChatGPT」の動作がおかしくなったと、複数のユーザーがSNSに問題を報告し始めました。

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ウェブサイトの運用状況をトラッキングしているサイトDowndetectorや、OpenAIのステータスページでも明らかに問題が発生していたことが確認できます。

複数のユーザーは、X(Twitter)に問題発生時にChatGPTが吐き出したエラーメッセージのスクリーンショットを投稿しました。

そこには「GPT-4の現在の使用上限に達しました。あとでもう一度試すか、デフォルトのモデルを使って続行できます」と記されていますが、メッセージを報告したユーザーの何人かは、自分はGPT-4ユーザーではないと述べています。エラーメッセージには他にも「非常に高い需要が発生しています。後でもう一度試してください」というものもあった模様です。

OpenAIはこの「予期しないエラーメッセージ」を含む問題についてすぐに調査を開始し、約2時間半後に「原因を特定し、修正に取り組んでいる」と述べ、さらに約1時間後「問題を解決した」と発表しました。

問題の原因は明らかにされていませんが、エラー調査に関する報告でOpenAIは「ChatGPTとAPI の両方における画像解析機能(Vision)を使用するリクエストで発生したエラーを調査している」としており、この日一般公開されたGPT-4 TurboのAPI関連機能へのアクセスが、ChatGPTに意図せず影響を与え、予期せぬエラーの発生につながった可能性がタイミング的にも高そうです。

OpenAIは「この事件を引き起こした要因について引き続き調査を続けている」と報告しています

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