450年の伝統を持つ三次の鵜飼 シーズンを前に「鵜慣らし祭」 広島・三次市

450年の伝統を持つ三次の鵜飼が始まるのを前に、鵜のトレーニングを始める「鵜慣らし祭」が行われました。

三次市で行われた鵜慣らし祭には3人の鵜匠など関係者20人が出席し、ことしの鵜飼の安全と豊漁を祈願しました。

その後、鵜匠が17羽の鵜を川に放ち訓練を開始。2023年は新型コロナが5類に移行し、遊覧船の乗客数は前の年の1.7倍に増えました。

■鵜匠会 日坂文吾 会長

「心が切り替わる日というか、シーズンに向けて(鵜の)調教を始めていきたいと新たな気持ちで臨んでいきます」

三次の鵜飼は6月1日から9月10日まで行われ、期間中2000人の観光客を見込んでいます。

(2024年4月11日放送)

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