「マナーアップ!」通勤・通学者に栃木県知事らが交通安全呼びかけ

とちぎテレビ

春の交通安全県民総ぐるみ運動が各地で展開される中、宇都宮市内で11日、通勤・通学の時間帯に福田富一栃木県知事らが、ドライバーなどへ安全運転を呼びかけました。

11日午前8時ごろ、宇都宮市中央の大いちょうの前で行われた街頭活動です。

福田富一知事をはじめ、県や宇都宮市の職員、それに宇都宮中央警察署の警察官などおよそ80人が参加しました。

この場所は車や自転車の交通量が多いことから、福田知事たちは通勤中のドライバーや自転車で通学する高校生たちに向けて、思いやりをもった運転や、自転車のヘルメット着用を呼びかけました。

県内では2024年に入って10日までに交通事故で8人が亡くなっていて、そのうち65歳以上の高齢者が5人と半数以上を占めています。

参加した人たちは悲惨な交通事故をゼロにしようと「マナーアップ!あなたが主役です」などと書かれたプラカードを掲げて安全運転を呼びかけていました。

子どもが安全に通行できる環境の確保などを運動の重点にした春の交通安全県民総ぐるみ運動は、4月15日まで行われます。

© 株式会社とちぎテレビ