『VALORANT』の公式国際大会「VCT Ascension Pacific」の開催地が東京と発表されました。本大会はアジア地域のメインリーグである「VCT Pacific」への出場権を獲得するための大会となります。
VCT Ascension Pacificとは
『VALORANT』の公式国際大会である「VCT」の通常シーズンはリーグ制となっていますが、ライアットゲームズによって認められたチームしかこの一部リーグに参加することは出来ません。ただし最後の一枠だけは二部リーグ扱いとなっている「Challengers」から、1チームが昇格することで埋められます。このチームを決めるのがこのAscensionトーナメントとなります。優勝したチームは、翌年から一部リーグに参加する権利が与えられ、そこで良い成績を残すと正式に一部リーグへと「昇格」することが出来ます。
去年のVCT Ascension Pacificでは日本のSCARZが決勝まで勝ち進んだものの、シンガポールのBleed Esports相手に惜しくも敗退。出場権獲得とは、なりませんでした。
今年のAscensionへの出場チームは、次に開催されるVALORANT Challengers Japan 2024 Split 2にて優勝したチームとなります。Split 1はFENNELが優勝となりましたが、再び優勝して国際大会への切符を手に入れることができるのか、注目の大会となります。
現在VCT Pacificには日本から2チームが参戦しており、このAscensionを日本のチームが勝てば晴れて3枠目の獲得となります。そういう点でも日本からの注目度が非常に高い大会となっており、あるいは残念ながら日本からの出場チームがなかった昨年のMasters Tokyoよりも日本シーンにとっては重要度の高い大会と言えるでしょう。そのような大会が東京で開催されること、そして去年に引き続き『VALORANT』の国際大会が日本で開催されること自体が、『VALORANT』競技シーンの日本での盛り上がりを示していると言えるでしょう。（ちなみに同じくライアットゲームズ社の『リーグ・オブ・レジェンド』の国際大会が日本で開催されたことはありません。）
Challengers Split2も、Ascensionも、今後の展開と続報から目が離せません。
(C)©Riot Games Inc.
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