町長や上司からのパワハラを訴え20代職員が自殺未遂 町が第三者調査委員会を設置へ

福岡県吉富町の職員が町長などからパワハラを受け自殺を図ったとして、町は11日、調査のための第三者調査委員会を設置すると発表しました。

町長はパワハラ否定

吉富町の花畑明町長は11日午後に記者会見し、第三者調査委員会の設置を発表しました。吉富町では去年9月20代の男性職員が、町長や上司からのパワハラを訴える遺書を書いて自殺を図りました。男性職員は命に別状ありませんでしたが、現在休職しています。

今回設置する調査委員会は、町長や上司によるパワハラの有無や、パワハラと自殺未遂の因果関係の有無などを調べることになっています。

花畑町長はパワハラを否定していますが、3月の町議会で調査委員会の設置を求められていました。

吉富町花畑明町長「自殺未遂に関して直接のパワハラはないというふうに断言させていただきたい」

調査委員会は4月16日の臨時議会で予算が承認された後すみやかに設置されます。

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