土地改良区巡る贈収賄事件 市議逮捕で別の議員4人が高松市議会に再発防止を申し入れ 香川

高松市の土地改良区の理事長を務めていた高松市議会議員が、賄賂を受け取った疑いで逮捕・送検されたことを受けて、別の市議会議員4人が再発防止の調査・議論をするよう議会に申し入れました。

高松市議会の無所属と共産党議員団の合わせて4人が、白石義人議長に申し入れ書を提出しました。

申し入れでは「議会として原因を究明すること」や「全ての議員への調査」、「高松市によるチェックを検討する」など再発防止のために調査・議論することを求めています。

土地改良区が発注した工事の入札を巡っては、高松市の舟岡池土地改良区の理事長を務めていた高松市議会議員、小比賀勝博容疑者(73)が土地改良法違反の疑いで逮捕・送検されました。

小比賀容疑者は自民党の会派を除名され、議員を辞職しています。

(高松市議会/白石義人 議長)
「再発防止、コンプライアンスの順守を共通認識として取りまとめていくのが我々のできること」

(高松市議会/茂木邦夫 議員)
「39人の議会全体としてどう対応するのか、ちゃんと説明責任は果たさないといけない」

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