【山口天気 夕刊4/11】春本番から「初夏」へ…週末にかけては「夏日」となる所も 暑さ対策の意識を高めて

きょう11日(木)の県内は、午前中は薄雲を通して日差しが届いていましたが、午後は、だんだん日ざしを遮る厚い雲が広がってきました。西から気圧の谷が近づいてきているためで、夕方頃から九州方面で広がってきた雨雲の一部が県内の西部北部中心に流入しています。

今夜は引き続き、県内の日本海側を中心に所々弱い雨雲がかかって、降る量はごくわずかですが、にわか雨がありそうです。気圧の谷が通り過ぎると、天気は順調に回復してきて、あす12日(金)の日中は再び日ざしタップリの陽気になる見込みです。

あす12日(金)の気温は、朝から2桁の所が多く、日中、日差しが届くとともに各地で20度を超え、上着いらずのポカポカ陽気になるでしょう。

そして、この先でしっかり意識しておきたいのが気温変化で、週末にかけて穏やかな天気が続くとともに、気温が高めで、特に日中の最高気温が今週末には山口市内で25度に届く「夏日」の可能性も…県内における、今シーズン初めての「夏日」ということになるかもしれません。

つい、最近までサクラ咲き誇る春本番、と思っていたら、早くも初夏へと季節は移り変わっていきます。まだ体が暑さに慣れていない中でもあるため、こまめな水分補給をしっかり意識して過ごしたり、昼間、日陰を利用したりこまめに休憩を取るなどの心がけで、体調管理には十分気を付けて過ごしていきましょう。

来週月曜日から火曜日にかけては、前線や気圧の谷の通過で、一時本降りの雨となりそうですが、来週半ばから、また晴れ間…と、天気は周期的に変わっていきます。来週にかけても、晴れる日は春というより「初夏」の雰囲気の暖かさとなるでしょう。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)

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