香川県丸亀市で9年ぶりの開催です。大相撲の地方巡業が10月に行われることになり、丸亀市役所で調印式が行われました。香川県出身のあの親方も地元への思いを語りました。
コロナ禍の影響もあり、丸亀市では2015年以来となる大相撲の地方巡業です。調印式では、丸亀市福祉事業団と日本相撲協会がサインを交わしました。
10月23日に丸亀市民体育館で開かれる「丸亀場所」。人気力士の迫力ある取り組みはもちろん、関取と子どもたちの稽古や禁じ手を面白おかしく紹介する「初っ切り（しょっきり）」など、大相撲の魅力を多くの人に伝えます。小学校卒業までを丸亀市で過ごした元関脇琴勇輝の荒磯親方には、特別な思いがあります。
（荒磯親方）
「地元の方の声援とかが本当に力になって、なんとか現役を続けてくることができた私にとっても大切な巡業でしたので」
「当日『担当親方』として来られるようにしっかりアピールしていきたい」
力士120人を含む、総勢約200人が参加する秋巡業。主催者は、子どもたちに相撲の文化を伝えたいと話しています。
