大型トラック6台分 運送大手のヤマトグループ初の貨物専用機が運航開始 人手不足解消に期待

物流業界の人手不足解消に期待がかかります。宅配便などを手掛けるヤマトグループの初の貨物専用機が、11日に運航を開始しました。

ヤマトグループの貨物専用機は、1機あたり28トンまで運ぶことができ、大型トラック6台分の輸送量に相当します。長距離の大量輸送ができ、運転手不足や残業時間の上限規制が抱える問題の解消につながると期待されています。

新千歳空港では運航開始を記念し、セレモニーが行われました。

ヤマトHD・栗栖利蔵副社長

「(陸路では)いままで2日くらいかかったものが、(数)時間で運ぶことができる、その部分の効果が間違いなく出てくる」。

運航当初は2機で新千歳と成田を結ぶなど国内4路線、1日9便ですが、3機目の導入も決まっていて、6路線、1日21便で運航できるよう手続きを進めているということです。

(c)HTB

© HTB北海道テレビ放送株式会社